ムクロジ

【ムクロジ(無患子) 】
ムクロジ科 ムクロジ属
花期 6月
果期 10~11月
別名 セッケンノキ
落葉高木

本州中部地方以西から四国、九州、アジア各地に分布する落葉高木で
高さは15~20mくらい
ムクロジ(無患子)は雄雌同株で
6月頃に枝先に淡緑色の小さな花を咲かせ
樹皮は淡い黄褐色で平滑、古くなると剥離します。

秋になると直径2cmくらいの球形の実が出来て
中には固い黒い種があります。
果皮はサポニンを含むため、洗剤(せんざい)と同じ働きがあって
その昔、石けんとして利用されていたそうです。

これが中に入っていた黒い種です。
この黒い種は羽子板の羽根にも利用されていて
ムクロジは漢字で書くと「無患子」
「患」という字はわずらうとも読み、「患」が無い子で「無患子」
子供達が病気をしないで元気にいられるようにという願いもこめられ
その羽子板の羽根はトンボの形に似せて作られたという言い伝えもあるそうです。
病を運んでくる蚊を食べるトンボに似た羽根を空に舞わせて
無病息災を祈る儀式として伝えられたという事だそうです。
庭木や器具材などに利用されています。
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