
【シロヨメナ(白嫁菜)】
キク科 シオン属
別名 ヤマシロギク(山白菊)
花期 8~11月
林の中で白い花を見つけました

本州や四国、九州の林縁や林の中に生える多年草で
全体に毛が少なく葉は薄く途中で急に狭くなって
茎を抱かずに葉っぱの縁はのこぎり状です
白い花びら(舌状花)は細く8~11枚くらい
間柄が不揃いなのが特徴
草姿がヨメナ(嫁菜)に似ていて頭花が白いので
白いヨメナ(嫁菜)ということからこの名が付いたそうです
これとよく似たものに「イナカギク」というのもあって
それはシロヨメナより全体がガッチリしていて茎や花柄に短毛があり
自生しているのは東海道以西、関東方面にはないそうです
なのでシロヨメナ(白嫁菜)と判断しました
お盆が過ぎてもまだまだ残暑が厳しいけど
シロヨメナ(白嫁菜)を見つけたとき
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2006‐08‐18(Fri) 23:30 *
野草/白い花
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名前の由来
あまり目立たないけど、出会うとほっとする。
そんな花はこの頃花壇などでは見られませんね。
そもそも嫁菜とはどんな意味合いなのでしょうか。
まさかお嫁さんに食べさせるとか。
お嫁さんみたいに初々しくて清楚な花とか。
もともと嫁という言葉自体が封建的な社会を思わせますけど。
花の名前の由来はほんとに面白くて
またいろいろな意味を含んでいるものもあるのでしょうね。

asitano_kaze さんへ
こんばんは
嫁菜の意味ですね
話が長くなるので説明には入れませんでしたが、
ヨメナの名は万葉集で「うはぎ(菟芽子)」という名前で出ているそうです
その「う」は採って利用するという意味で「はぎ」は若芽、採って食べる「若菜」の意味だそうです
ハギという植物もありますよね。それは採って食べないから「う」が付かないんですって
大和の国の天皇が若菜を摘む女性の中から妻を選んで、「嫁が摘む菜」そこから「嫁菜」と付けられたみたいです
この間エントリーした「オトギリソウ」のような名前の由来もあったり
いろいろ分かってくるとほんとに楽しいですね
図鑑を見ているだけでも時間があっという間に過ぎてしまいます